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<176> 区が、 画くキッカケを!

4月1日のオープンに先がけて、区立の学校統合により平塚小学校跡地に「スクエア荏原」と称して品川区民が多目的に利用できる大建造物が完成し、3月24日にプレオープン(オープニングセレモニーと内覧)の大イベントが開催され、おおいに盛上がりました。
お祝いに町内神輿を繰り出し、祝儀に参上、華を添えたり! 温かくて美味しい食べ物のふるまいがあったり! 嬉しい一日でした。
     ♪・・・平塚橋交差点に至近。目黒線・武蔵小山駅前の楽しく便利なパルム商店街アーケード4区のすぐ脇・・・♪
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     大きくて立派な建物です。おおいに活用されそうです。我が社のChibi山の神専務もキョロキョロ嬉しそう!
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     オープニングセレモニーの音楽会。品川区民合唱団の皆さん、ピシッとフォーマル! 品川文化が薫ってます。

それにつけても、私にとって特に嬉しいことは文化体育面での活用をおおいに奨励し、個展に最適な美術画廊も設えてあります。超廉価にて利用できることです。あまりの安さに驚き、ここでは言えませんが、本日縷々説明を受けて、すごく刺激されました。
ここで個展を開催する事に目標を定めたい気分で急にワクワク、老躯をむち打ちシバイても絵を描きたい気分になりつつあるのです。
描き上げる毎にブログにアップし、描き溜めたら個展を・・・と、嬉しくなる夢をみるため、・・・さて寝るべ Zzz……

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# by ky-shige | 2013-03-25 14:40 | 駄真画報

<175>「日本水仙」山の神専務寄稿画

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駄真画報社々長は福島県の保原高校美術の先生が発した言葉に刺激され、「今年は描き続けるのだ!」と勇ましく詔を発し、およそ1年半ぶりに完成すれば、マァーマァー見れそうな月光を浴びる残菊を描き出したは良いが、早くも手が止まって、ナンダカンダ所用で忙しいとか何とか、ツベコベ理屈を捏ねているのを見兼ね、山の神専務は「耐え難きを耐え切れず、偲び難きを偲び切れず」日本水仙をば描き上げて貰い、寄稿賜ッタ次第ナリ。茲ハヒトツ男子厨房ニ立チテお好み焼きナド焼上ゲ感謝之意ヲ呈ス予定也。


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# by ky-shige | 2013-02-18 15:23 | 専務寄稿画

<174> 残菊物語 第1幕

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駄真画報社々長は一昨年の秋以来、駄画一枚描いていません。
先般UPした<172>で言ったごとく、これではイカンと気合を入れ直し、只今惰眠から抜け出そうしております。

何か絵にしたくなる目ぼしい花はないかと、デジカメ持参で歩いてみました。昨今の強烈な寒さです。なかなか見つかりません。とある民家の軒先で眼にはいったのが、黄色い小菊です。その気になって歩きまわってみると、尾羽打ち枯らしたように葉がくたばりかけていても、どっこい小菊は咲き続けているものが多いのです。
最近の事ですがブログでお付合いを深めている方が、この小菊を〝残菊〟と銘打って水彩画をモノにしてUPされていました。



〝残菊〟…何処かで聞いたような?美しい響き、ソコハカとなく強さも感じさせます。「そうだ!若い頃に残菊物語と云う観てはいないが、そんな題名の映画があった」Wikipediaで検索。
『残菊物語』とは、村松梢風による日本の小説、および同作を原作とする日本の映画、日本のテレビ映画である。
1939年(昭和14年)に溝口健二監督、1956年(昭和31年)に島耕二監督、1963年(昭和38年)に大庭秀雄監督が映画化、1967年(昭和42年)には塚田圭一がテレビ映画化している。
駄チョーの記憶に残っているのは、1956年のものです。長谷川一夫と淡島千景の大映作品、配役の組合せから想像するに「嗚呼!新派大悲劇、紆余曲折あれど純愛全う……」その頃は文芸作より、場末の三本だて映画が安くて長時間楽しめて……質より量に傾いていたような……

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事のついでに花の写真を見て、「……ハッ!」


白い小菊が日を追うごとに花弁の色が薄桃色、薄紫、赤色などに変化するサマを『残菊』と称しているんですねー。
村松梢風が『残菊物語』としたのは、長い人生移ろいながらも芯を曲げない人間の強い生き様を……

可成り脱線!お前ナニ様?文芸評論家か?
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      駄チョー落書きするのに、そんな理屈どうでも宜しい。描けばいいのよ。手を動かしてみんさい!
      「アハハ お月さん、いいねー。新派の幕が揚った……かな?この後ストーリーはどんな展開(描き味)を」

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# by ky-shige | 2013-02-03 14:48 | 社長の駄画

<173>「がれきに花を咲かせようプロジェクト」銀座展

福島県立保原高等学校の美術部員の活動が新聞に掲載されました。
「がれきに花を咲かせようプロジェクト 銀座展」は2月5日〜10日まで。銀座アートホール 東京都中央区銀座8-110 銀座コリドー街(東京高速路の高架下)で開催されます。
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このように生徒さん達が瓦解した校舎の瓦礫に花の絵を描き、それを写真にして貼り込み「壁掛け」に仕立て、元気がわき希望に満ちたメッセージも添え、罹災者の仮設住宅各戸に制作した生徒自らが届けました。
この活動をマスコミや各地のロータリークラブ各位も応援し、銀座展の開催にと更に前進、大きく開花させんとしている訳です。
銀座展では瓦礫に咲かせた花と共に壁掛けと制作者本人の自画像(似顔)と心のこもったメッセージを添えたものが飾られ、参加生全員のビデオメッセージが訊けるそうです。さらに仮設住宅に出向いての建物外壁装飾の作業や、諸々ワークショップの様子などを紹介するそうです。
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「がれきに花を咲かせようプロジェクト」銀座展の展示用作品写真中のメッセージを勝手ですが幾分読みやすく写真加工しました。
この一点からも参加生徒の優しさや前向きの嬉しい心意気が伝わってきます。

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# by ky-shige | 2013-01-19 13:39

<172> 東京年末年始寸景

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    元日の東京です。
    快晴に恵まれ、長くたなびく糸雲のさまも嬉しい、文字通りの「凱風富士」
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        近くの林試の森公園では、まさにお正月光景。
        羽根つきならぬバドミントン。凧揚げならぬカイト(西洋凧)揚げ。 
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        ちょっと遡って、恵比寿ガーデンのクリスマス。

A閑話
昨年の駄真画報社々長、全く絵筆は疎か鉛筆画の一枚も物心ついて以来はじめての事ですが、ついに描かなかったことに吾ながら呆れ、慚愧の念に堪えない次第!
巧くは言えないが、どうも東日本大震災以後、一時無常観の如き念いに囚われ、まるで冴えない物を1〜2点描いてはみたものの「呑気に描いていられっかっ!」な気分に堕ち込んだようだ。そんな状態が長く続いた訳ではないが、いつの間にか怠惰生活へと長い延長戦に突入して流されてます。
駄真画報社々長は今年77歳を迎えます。つい「加齢の所為だ」と山の神専務に言い逃れをして糊塗してみても、実に惨めな思いから逃れられません。
長年からだに巣くっている〝画きたい魂〟の様なものは抜けていきようがない様です。こんな情けない気分から脱却するには絵筆を握る事しかない様です。
「目に見える形にする、というのは、どんな年代であれ、自分の心を冷静に、前向きにさせる力があるような気がします。」 ……いい事言ってくれるなぁー!大震災で被災した福島県の高校美術教師がサラリと云ってくれました。罹災した生徒さん達と共に歩み、そして福島県のいろんな人達の現状を目の当たりにしている人の言葉です。力ある言葉です。
この言葉は駄画社駄チョー怠惰生活からの脱却を促して呉れそうです。次回は今のところ何だか分かりませんが、必ずや画いたものを!……と思っている次第。
毎度こんな事を言っていると、また「オオカミがきたぞー」の噺かいな? にならぬよう頑張ろう!

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がれきに花を咲かせようプロジェクト 銀座展
*福島県立保原高等学校美術部の取り組み*
2013年2月5日(火)〜10日(日)
11:00〜18:30(最終日16:00閉場)
銀座アートホール1階/2階



掲載させて頂いた前述文言はこのプロジェクトを推進されている番匠あつみ先生の言葉です。
福島を応援しなければ……と思いつつ、福島の番匠さんに鼓舞されてます。

駄チョーの名前が◎原保◎。
     校名が保原高校。
なにか御縁の様な親しみを感じています。





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# by ky-shige | 2013-01-07 22:07 | 駄真画報