<158> 銀座のザクロ =3 完成

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銀座だから金銀で…… と駄洒落を元に「銀座のザクロ」を描きだしましたが出来上がりです。塗込んだ金銀が可成り目立ち過ぎるようなので、水彩絵具を加えてみた。
案の定塗込んだ金泥銀泥が透明水彩と混ざり合って日本画風と云うか? 顔料というより泥絵具などで刷った千代紙風な味? を醸し出しています。
「今や何でも有り」の様相を呈している、きょうびのいろんな絵画展を観歩いてきた駄真画報社々長だが、こんな風合いのものは見た覚えがない。強いて云えば襖模様の範疇のものと診ても良さそうだ。見様によっては「あぁ、イラスト」あるいは、何時見たか記憶に残る細工物「金唐革」のような?とも云えそうだが、そんな仕分けはさておき、実画はもうすこし優しい色味で、視る角度によって光が加味されたりして、彩色下手のシャチョーは何年振りだか久々に可成り満足感に浸っております。
金銀(真鍮粉とアルミ粉)を多用すると、キンキラキンで下品な画相を呈しかねないだろうが、今後もテーマによっては、この技法で描いてみたい……と、もの思うゲージツの秋です。気分は高揚して、只今胸は昂鳴り柘榴のやふにボインボインになりて、はち切れ割れぬばかりの心ナノラ!
                         大團圓  さて次回、なにを描こふぞ?
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# by ky-shige | 2011-10-05 12:36 | 社長の駄画 | Comments(0)

<157> 銀座のザクロ =2

画題「銀座のザクロ」と決めたからには、それに最も添う色合いは?そうだ!銀座の地名の興りは、お金、つまり金貨銀貨など貨幣を鋳造した事に由来しているのだから、ゴールドとシルバーの絵具で、飾りたててやろうではないか。    
駄真画報社々長の着色恐怖症はどこまで進行するのか? 心配極まれり。なんとか止めなくては! 思い切った荒療治に金と銀を塗り込んでみるか! と思い立ち葉の表を金色に、裏側に銀色を…… 見る角度によって光って見えたり、まんざら悪くもない様な…… と奇妙な満足感にシャチョー浸っております。
金と銀の色味をそこそこ生かしながら、果実、葉、枝にそれっぽい色を加えると、どうなるかなぁー
               まったく勝算はありませんが…… 次回、乞う誤期待!
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珍しくシャチョー力(リキ)が入っております。水張りしました。一見、金泥を膠で定着させたように見えますが、およ
そ40年前に購入して以来、一度も使用していなかった金銀水彩用のPelikan絵具です。ちょっと見、日本画のようです。

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# by ky-shige | 2011-10-02 17:49 | 社長の駄画 | Comments(0)

<156> 銀座のザクロ =1

9月も末にきてすっかり涼しくなってきて、駄真画報社々長のゲージツ観賞にもってこいのシーズンが到来しました。
銀座一丁目の奥野ビルは、その中にたぶん20以上の画廊が犇めく建物です。そもそもは昭和初期のモボモガや粋筋の方々が入居していたモダンアパートだったそうです。その各々独立していた部屋それぞれが、現在は経営者の異なる画廊に変身してます。実にユニークでレトロな味を醸しています。
ときどきシャチョーの知人たちがその一室で個展を催します。うっかりすると手を挟み、怪我をしそうな手間の係る二重扉のエレベーターを操り、段差だらけの迷路のような廊下の果ての画廊を訪ねるのは、何だか不思議な楽しさを味あわせてくれます。
さて、院展に出品している知人の日本画の個展を観賞し終えて、ビルを出てふと振り返り見ると入口脇に一本の柘榴の木があります。完熟前の実を幾つも付けています。
銀座で柘榴。ちょっと不思議な光景です。先刻観た日本画に刺激されて興奮冷めやらぬ内にとそれらしい雰囲気を漂わせた画面をめざして、シャチョー久々に画題「銀座のザクロ」を描き始めました。
と云ってもシャチョー日本画用の画材は何一つ持っていません。 ……それでも志は高く? シチョー正気か?
マァー 失敗しても誰が困る訳では無し……ット
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日本画の知識ゼロ。雲肌麻紙なるものは、かくの如き風合いかな〜 と洋紙を手揉みしました。嗤っちゃうネェー(^~^)

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# by ky-shige | 2011-09-26 21:10 | 社長の駄画 | Comments(0)

<155> 加齢なんのその!

    駄真画報社々長が親しく付合い願っている同世代の友人達が『喜寿まできました…』二人展を開催しました。
    古稀をとっくに過ごし遣り、七十路も半ばとなれば肉体の衰えを可成り顕著に感じるものです。そんな中、二人の友人
    が画廊展を催すのはナマナカなことではありません。
    前回の「<154> 制作欲絶倫」で述べ足りなくて、出品作の一部も掲載して補足したくなりました。
    お二方の強靭な創作意欲に敬意を……心のそこから「お目出度うございます」と申し上げます。
    言わずもがなの事ですが、駄チョーも含め、我が世代の人達の幼少年期は戦前戦中、そして戦中戦後は食い不足、貧し
    い生活を強いられながら青年期を迎えました。昭和30年代半ば「最早戦後ではない」「所得倍増」を声高に言われだ
    してから、高度成長期の築き上げるまでを働き抜き、日本を支え続けた訳です。
    お二方も愚生も美術学校で訓練を積み、その道を職業とする広告界に身を投じ、全知全能を傾け、つまりゲップがでる
    ほど次から次へと図形図象をひり出し続け、世間と関わり続けたのだが、さて、凡そ50年間にわたる現役を退いた今
    日、商業ペースに翻弄される世界から足を洗ったからには、ここはひとつ世間にも誰にも指図されないで、自由奔放に
    メッセージを発信したいという欲望が湧いてくるのです。
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    パステル画  高田久志
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    CGイラスト  西部富雄
    4年前に引続き今回の作品展で、両氏は見事それを具現化してくれました。
    シャチョーも同様に齢を重ねてきて、やはり人並みにいろんな欲望を実現させたいと思ってはいるのですが、遺憾せん、
    イマイチ体調不良が脚を引っ張ります。……と云う事にして置きましょうか。それに、先立つモノもムニャムニャ……
    体力不足でもコナセルだろうと「ブログ」発信にて、気の利いたメッセージ性を込めたブレナイ芯を通した絵を……と、
    駄画社々長はそんな風に思い続けて気持ちを焦らせているのだが、未だに「この方向で!」というものを出し得ない。
    そんなこんなで、ますますご両人の活動に感動肝銘。心のクスリにしたいと再度画廊を訪れました。

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    さて、こちらの作品は 今年傘寿80歳を迎えられる大先達のB全判を約40点大量展示された一部です。
    「曼陀羅戯機=田保橋淳展」 その一点一点は、自然体での心の発露。心に浮ぶ事、琴線に触れた事、面白い出来事、我
    慢ならぬ社会事象などをも鋭く痛烈に抉っています。オドロクベキ80歳。

    駄真画報社々長に強烈な刺激をあたえるゲージツの秋たけなわです。壊れた心臓…胸がボインボインに高鳴ります。
    「画廊巡りもいいけれど、そろそろ絵筆を手にしたら?」山の神専務にハッパかけられました。

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# by ky-shige | 2011-09-20 21:21 | 駄真画報 | Comments(0)

<154> 制作欲絶倫

    体力無し。カネ無し。ナマクラ癖も抜けない駄真画報社々長は悲嘆に暮れるばかりであります。
    駄チョーの知人達が銀座でぞくぞく画廊展を開催しています。
    喜寿を目前にされているお二方は、昨日から一週間の長丁場。来観の方々に作品の説明応対にと在廊されるわけです。
    個展、グループ展,何れにしろ大変だ。長い壁面を余す所なく作品で埋めなくてはなりません。若くはありません。沢山
    の作品を長期に渉って創り続ける訳ですから、搬入・飾付け・展示期間・搬出もふくめて、現役時代そのままのエネルギ
    ーより以上の力が必要です。
    気力、体力、経済力、家族の良き理解力。四拍子揃わないと実現できません。
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    駄真画報社々長が羨む、この展覧会は
   『喜寿まできました…』二人展
    ギャラリー杉野 銀座1-5-15 
    高橋ビル1階(並木通り) 
    2011年 9月12(月)〜18(日)

    なんと4年前の秋に〝まで頑張る〟と伏線を敷き、決意表明されていたのです。
   『喜寿まで頑張る』四人展
    中央美術画廊 銀座3 
    2007年 9月11(火)〜17(月)

   『喜寿まできました…』の〝…〟表記は次期展覧会開催に向けての更なる伏線!と推察している次第であります。
    まさに「羨ましき絶倫ぶり」と申し上げます。

    2007年『喜寿まで頑張る』の濱田さんは
   『TRIO DE ART三人展』
    ギャラリーいず 銀座1-5-4伊豆ビル
    9月13(火)〜18(日)

    吉田さんは小生と同じ
   『わart展』東京 = 今秋9月6日(火)〜18日(日) 銀座アートホール(銀座8高速下 銀座コリドー街)に出品。
    物凄いことに『わart展』金沢、『わart展』ニューヨークの3ヶ所に出品されている。

    いやぁー 四方そろって見事な絶倫ぶり! 参ったなー

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# by ky-shige | 2011-09-13 16:38 | 駄真画報 | Comments(0)

<153> ある日本画作品について・私考

f0176500_222470.jpg9月9日は猛暑のぶり返し。心臓に爆弾を抱える駄真画報社々長だが、そんな中フラフラになって絵を観に銀座に行ってきました。

左に掲示した作品の写真では一見日本画洋画の識別がし難いでしょうが、現物の前に立てば明解に日本画そのものです。
二川和之氏の屋久島の樹林の絵は、見る側の私をも包み込む霊気、空気感には、只々驚嘆させられました。
洋画の世界が示してくれるリアルさに、かなり〝馴れ〟の様なものを感じているのですが、岩絵具彩色による写実細密を追求した日本画は今まであまり眼にした記憶がありません。新しいリアルさを突付けてきます。へたばった心臓も絵の前で深呼吸したら甦るほどでした。
たぶん日本画の観賞慣れしてる人達も、あらためて日本画特有の岩絵具の特性を100%はおろか、まったく新しい効果を発揮せしめる氏の力に驚愕せざるを得ないのではなかろうか! 『新リアリズム日本画』と勝手に命名したくなりました。
画家が表現するものは、独自の個性と方法で、方向を探り続けて一生を全うさせるのだ。と大旨そのように思っていたのです……が。しかし、二川さんは「個性とは何ぞや?」……など超越した方のようです。何れの絵にも「あざとい作為を込めた個性?」の気配がありません。ここに独自の日本画の方向性を明解かつ斬新に、新たに確立されたのだ!と感じました。(個性を際立たせた絵も無論大好きですが)
美しさは勿論、万人が機嫌良く納得させられると言う芸術の使命を果たすべく配慮もしっかり為されているのです。
おそらく外国の方々もご覧になれば最高の賛辞を呈す筈です。

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この心地佳い思いをした勢いで画廊を出て、猛暑もモノカワ、今度は思いっきり若手の日本画グループ展に。次世代や如何に?……と探索に脚を向けました。
美術大学の日本画専攻を終了されたばかりの方々四人を訪ねました。〝今から芽を出すぞー〟との決意表明だと思います。"budding"と会場表記されていました。出品者全員在廊されていたので、それぞれに作品の制作意図など伺えて、有意義なひと時が過ごせました。
23〜5歳 vs. 75歳が飛び交わす論弾雨霰! 皆さん芯がブレていません。その人なりの抱負が伺え、こんにちの若者はシッカリしているなー。と感心させられました。
それに引替え、駄チョーはチャランポランだった若き昔日に憶いを馳せ、冷や汗も混じえ、大汗をかいた暑く熱き一日であったナ〜。
左から、高岡さん、豊川さん、佐直さん、飯沼さん、有難うございました。しっかり確固たる信念を述べられた皆様に、アホ駄真画報社々長がエールを送ります。
会場で話題になった前述二川和之氏の絵に関しては、絵画の世界にはまったくトーシロ駄チョーの勝手な私考です。嗤ってチョンマゲ。

左上の作品写真は「二川和之展」案内DMより 9月1日(木)→ 19日(月・祝)火曜定休
                      ART GALLERY TENSHIN 銀座6-4-16 数寄屋通

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# by ky-shige | 2011-09-11 22:15 | 駄真画報 | Comments(0)

<152> 真田太平記の装画

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〝灯台下暗し〟〝過ぎたるは及ばざるが如し〟近々のこと、近隣散歩途次のこと、「池波正太郎」との先生の自筆らしき表札を眼にし、「アァッ!」……と往時、御無礼した事などに憶いが至りました。

『真田太平記』池波正太郎著 昭和59年(1984)朝日新聞社刊をNHKの大型時代劇化を機に再刊しました。
既巻16巻を18巻に再編集しての新装版をとのことで、装丁を多田進さん、装画を駄真画報社々長ということで幾分長丁場の作業が始まりました。
作業にあたっては、事前に版元編集者さん、多田さん、愚生の三人で、信州長野、上田、松代など真田家ゆかりの地を池波先生に根回し頂いた上で、お薦めの食事を楽しんだりの取材旅行したことなど憶い出されます。

池波先生宅と吾が駄真画報社はごく近距離らしいとのことで、「粗末な装画御許しあれ」と、せめてご挨拶をと尋ね歩けど、どうにも判らず、ついつい仕事に追われ、打ち過ごし訪ね得ぬまま、作業も終え、発刊し終えました。

あれから凡そ30年の日時が過ぎたと云うことで、その間に先生もご他界されてしまいました。
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    題字 = 池波正太郎  装丁 = 多田進
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    第9巻、第18巻用の原画 = 駄真画報社々長(信州取材のおかげで無事18枚を描き上げる)

    最近、偶然表札発見を機に拙作を披瀝して、長年、心の隅にこびり付いていた澱の如き靄を、幾分かでも取り払いたいと
    思った次第です。
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    時事通信 8月6日(土)8時49分配信
     菅直人首相は6日午前、広島市で開かれた原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)であいさつし、今後のエネル
    ギー政策について「原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指していく」と、改めて表明した。犠牲者
    の追悼が目的の式典でエネルギー政策に触れるのは異例。深刻な放射能漏れを起こした福島第1原発事故を受け、首相の強
    い意向で盛り込んだ。
     首相はあいさつで、原発事故について「放射性物質の放出を引き起こし、わが国はもとより世界各国に大きな不安を与え
    た」と陳謝し、早期の事故収束と健康被害の防止に向け「今後も全力で取り組む」と決意を示した。その上で、「これまで
    の『安全神話』を深く反省し、事故原因の徹底的な検証と安全性確保のための抜本対策を講じる」と強調。事故を「人類に
    とっての新たな教訓」として、「世界の人々や将来世代に伝えていくことがわれわれの責務」と訴えた。
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# by ky-shige | 2011-08-04 16:50 | ブックデザイン | Comments(0)

<151> 日本透明水彩会の旗揚げ展

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暑い暑い7月17日、熱中症に注意しながら横浜の山手、西洋館エリスマン邸にいってきました。
透明水彩を自在に駆使する名人たちの美術集団旗揚げ展覧会を鑑賞してきました。
メンバーのうち幾人かはグラフィックデザイン(イラストレーション)の分野でも活動されています。ということで駄真画報社々長にとって、比較的馴染み易い傾向の描き味の作品群でした。
といっても彩色恐怖症のシャチョー強く憧れを抱くだけで、到底真似のできない達人揃いです。福井良佑さんが世話役。

見応えありました。シビレました。会場では、春崎幹太さん・春崎陽子さん・菊地和広さんのお三方に親切にしていただきました。ということで宣伝に加担したくなりました。

第1回日本透明水彩会展
会場=横浜 山手西洋館 エリスマン邸ホール  
会期=2011年7月15日(金)~20日(水)
日本透明水彩会URL http://jws.suisai.us/        ◉ 「ありがたや 座して星霜 よき出会い」

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# by ky-shige | 2011-07-17 22:36 | 駄真画報 | Comments(0)

<150> 今秋グループ展に参加(5)終章

    さて、部材が揃いました。組合わせ接着しました。完成です。
    作品名「禁煙決意!決別の一服」 ……では一服 ……はイケマセン。
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LUCKY STRIKEの空袋との遭遇を機に、一気に弾みがつき、せっせと作業したら、以外に短期間で出来上がりました。
箱の各面にも眼を凝らしいただくと、メッセージ性を幾らか滲み出せた……か?なぁー。
記載文字が多いし、小さくて、目を凝らさないと判読し難い。展覧会場では、面倒くさくて読んでらんないでしょうから、拙ブログ誤愛読の方々には特別優先発表。
心筋梗塞の発作顛末記をパッケージ側面に。部分拡大しました。時間と暇のある方読んでください。
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f0176500_1218158.jpg でもって「わart展」東京の開催に早々と先がけ、告知広告も兼ねましての大後悔!?
art作品というより、クドい自己満足の夏休みの工作のようになってしまいました。主催者さん…ごめんなさい。
出品作品すべてチャリティー販売。非営利団体に寄付とのこと。たぶん東日本大震災義援金に……と思う。
ヘンテコリンな拙作、どなたも望まぬでしょう。拙者自ら買い上げる所存。……それで善し……っと!

作品が戻ってきたら、再び煙草に手を出さぬ様、自戒の意を込め、左の写真のように壁飾りにしよう。
本来、有り様の無い縦位置にセットすれば、騙し絵的な面白味が加味されるだろうし、平面スペースを必要としないから邪魔にならぬし ……お後が宜しい様で

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「わart展」東京 = 今秋9月6日(火)〜18日(日) 銀座アートホール(銀座8高速下 銀座コリドー街)
期間中銀座にお出かけの折に、是非お立寄りください。参加出品者が多いですから結構賑わうと思います。
拙作以外は傑作揃いの筈。拙者も待ち遠しい。http://t-keyaki.web.infoseek.co.jp/
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# by ky-shige | 2011-07-11 12:32 | 駄真画報 | Comments(2)

<149> 今秋グループ展に参加(4)

「LUCKY STRIKE」を「UNLUCKY STORY」(不運物語)と暗転モジリ、新パッケージデザインに取掛かりました。
そこは手のもの長年グラフィックデザインで飯を喰らってきた元プロの駄真画報社々長です。PCでチョチョイのチョイとパクリます。吸い殻もバルサ材を削ってそれらしく模刻。
「ホーシの流れにー♪」に「UNLUCKY STORY」がうまく重なるねー …チョト関係ない脱線話しになってきたぞぃ。
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不摂生と煙草で約15年前に心筋梗塞。駄真画報社々長の身から出た錆、更に3年後に、懲りもせず再度同じ発作に襲われ、救急車のお世話に。……一度ならず二度も……バッカジャナカロカ!
シャチョー自身に戒めを込め、皆様の健康維持の一助に成ればと、その顛末、一部始終を表現したい。そのための部品部材が出来上がりました。(パッケージ部分修正して、次回、組上げ完成品を)    

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# by ky-shige | 2011-07-09 14:06 | 駄真画報 | Comments(0)

<148> 今秋グループ展に参加(3)

    「ヒロシです。健康維持のため禁煙を決意したとです。そのため愛用の灰皿をば、叩き割ったとです。……ヒロシです」
    コンセプトは「禁煙!」作品名を「禁煙決意」としたいのだが、灰皿を割ったとてイマイチ。何とかしなきゃー。
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「気分転換。散歩に行ってくっかぁー」

ラッキーなことに「LUCKY STRIKE」の空袋が落ちていた。

ピッ! 閃いたっ! 吸い殻も合わせて拾う。
人目を気にしながら、背中まるめ、肩をすぼめ……
若い方はご存じない、まるで終戦直後の「モク拾い」。
つい口ずさみながら近所を迂路つきます。
「丘のホテルの赤い灯も〜♪……路地の細道〜な〜がれ〜行く〜♫」
これを歌われた美空ひばりさんと駄真画報社々長は同年生まれ。
ことのついでに長嶋茂雄さんも ……うるさい!もーいぃ 
    

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# by ky-shige | 2011-07-06 16:55 | 駄真画報 | Comments(0)

<147> 今秋グループ展に参加(2)

「わart展」主催者の粋な計らいか。今やダラケ切っているシャチョーをボケ予防と老け込ませないためにも、考える機会与えてくれたようだ。軟化した脳みそ無理矢理フル廻転寿司大開店。
駄真画報社々長、人生振返ってみて、たった一度だけ一大決心をし、それをこんにちまで実行し続けていることがある。
それは禁煙です。まったく自慢することではないが、見事成功させました。(アホくさ)
与えられた材料の加工着手。禁煙実行の成功譚?を一目瞭然具現化してみたい。乞う誤期待!のほど……
直径16センチの木の輪を…… おや、灰皿を模す作業を始めましたネ。なるほど!煙草と灰皿は切っても切れぬ仲。
灰皿に見立てる。平凡な着想だなぁー
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さて、シャチョー、グラフィックデザイン屋だったから、工作用の道具が何も無い。   
窮すれば通ず。カッターとヤスリ(鉛筆にサンドペーパーを巻付ける)でナントカナンベ


こんなんで?キッチリ納得いくもの出来るんかぃ?



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# by ky-shige | 2011-07-04 17:13 | 駄真画報 | Comments(0)

<146> 今秋グループ展に参加(1)

今秋9月6日〜18日 銀座アートホールにて「わart展」なるグループ展を開催。、参加費廉価也の誘い有り。最近、画く事も億劫がってる駄真画報社々長にとって、なんだか新鮮! 誠に有難き事哉。安さに釣られて参加することにした。
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募集要項とゆるーい制作規定を付帯した素材一式が送られてきた。条件をクリアしてれば、ほぼ自由気侭な作品をどうぞ!との事。……エッ、ナ、ナント東京展の出品者は美術学生も参加しておよそ250名以上になりそうとのこと。
トロクサイ作品は埋もれて一瞥もされない事になりそう。参加表明したからには今更逃げ出すことも出来ず、シャチョーいささか青くなってきた。……が、マァー気楽にやってみよー♪

さて……っと この木の輪と金箔 どんな料理に どう調理しよーか?
    
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# by ky-shige | 2011-07-02 11:36 | 駄真画報 | Comments(0)

<145> 銀座にて展示

東日本大震災の災害義援金にという事で、銀座の画廊主催、チャリティー展(4月初旬)に誘われて出品しました。書き馴れないサインをしたため、額装しました。
出品者82人の方々の作品百数十点の中に紛れ込ませて展示していただいた。
額入りの絵にして銀座の画廊で展示! ということは駄画社シャチョー初めての経験! すっかり舞い上がりましたが、結果は売れませんでした。シャチョーの実力では売れないのは当然なんだが、何だか収まらない気持ちが残り、搬出の帰途ささやかだが、駅前での街頭募金に協力しました。
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透かし球の表現にざらついた粗めの紙とカラーペンシルの相性が悪いように思え、細め画用紙よりも、もっと目の詰った紙に描いてみました。    
上質紙などわずかでもコーティングされた紙はやはり印刷に適していても、手描きにはほとんど不向き。合点と承知の上で描き出しました。……が、当然色着きが悪く、力任せにコキコキ塗りつける。たちまち難行苦行!何とかツルツルな球体表現をと、老いの手に厳しい腕力作業と相成り候。
毎度の事だが描き出し直後から後悔。往年流行った「ナンデコーナルノ?」ハナ肇の名台詞がつい口について出る。
悲しいかな駄真画報社々長、零細印刷屋の小倅。「紙は〝神〟粗末にしてはイカンよ!」親のいう事をよく守り続け、イイ年こいた爺ちゃんになっても病的にまで紙を無駄にしたくない性分。
何だか「トイレの神様?」みたいないい話になってきたぞぃ。さぞやシャチョー眉目秀麗ハムサンドボーイ上原謙の如きジーチャンかも?
余計な事をグダグダ述べる必要ありませんね。下手なスキャニングでかなり階調不足ですが、以前に幾度かアップしたザラザラ球表現より見栄え良しとしましょうか。
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# by ky-shige | 2011-07-02 11:23 | 球ビズム | Comments(0)

<144> KY真骨頂

    品川・目黒の両区に跨がる林試の森公園の雪景色を描いたら、今回は暖かい光景を表現したくなった。
    映画「となりのトトロ」で独特な佇まいを見せていた大楠木はじつに印象的でほのぼのさせられました。正直白状します
    と数年遅れのテレビ番組公開で拝見させて頂いた。
    「林試の森公園」の主ともいえる「大楠木」は一見も百見も価値がある…… と駄画社シャチョーは地元の私設狭小地域
    観光大使?としましてエコ贔屓をさせて頂きます。
    「ちい散歩」の番組では地井武男さんが、この大楠にしがみつき頬擦りして、嗚呼しばし離れ難きラブシーンをば演じて
    くれた事であったョナー。
    大楠木がつくってくれる日陰で寛ぎ集う子供たち、これまた何気にいいのです。駄画社シャチョー和んでしまい、訳も無
    く涙腺がおもわず弛んでしまいます。と言った設定で描きました。

    純真な子供達にはトトロが見えて、一緒に遊ぶそうです。
    「エッ?貴方には見える?宮崎駿さんは大人には見えない筈と言ってらしたが」……どこに潜んでいるのでしょう。
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A閑話=スタジオジブリの当然意匠登録済みである筈のキャラクターの「トトロ」を勝手に描き込むことなど許されることではな
    いのですが、マァーお年寄りの趣味の範疇という事ですから大目に見逃してやってくだされ  _(._.)_ 

    ‥‥と、能天気に人差し指一本でポツポツ駄文を打込んだり、かなり気合を入れてペン描きを進めていたら、3月11日
    の東北関東大地震です。以来もっぱらテレビとUSTREAMにかじり付き、ヘトヘトに疲れてしまいました。      
    気の弱いシャチョー、アップ更新に間があくのに気が咎めてきたので、描きかけ中途ですが画像アップします。
    「どう言った意図の絵?」などと山の神専務が問いかけてきました。「この大木が俺で‥‥」 このような大災害時です。
    ハイになってるシャチョー屁理屈と膏薬をきりもなく付けたり述べたりしそうで、禿頭meltdownしてchina syndrome
    症状に?! 絶対に止めないとヤバイです。あまり刺激しないほうがヨゴザンショ と言っていいのか?わるいのか? 
    (註:「絶対に止めないとヤバイ」この表記は当節は無論、今後に於いても全人類深読みし続けるベシ)

    この節に駄文を弄する失礼おゆるしあれ 駄洒落の一つも ky-shigeケーワイの本領発揮?! シャチョー気は確か?か

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# by ky-shige | 2011-03-21 15:16 | 社長の駄画 | Comments(0)

 <143> 大震災お見舞い

被害にあわれた皆様方に心よりお見舞い申し上げます。
なられた方々とご遺族の皆様に
深く深くお悔やみを申し上げます。
 
現在も進行中のこの災害、福島第一原発など、
一刻も早い収束を祈るばかり。

阪神大震災の時は、週刊誌の臨時増刊号と報道写真集年度版のほぼ同時発刊で、
何日も印刷会社で缶詰、割付け作業をやりました。
元気がありましたが、
今回は買溜めにも奔らないで、節電して、
平静に日々を過ごすのも災害復旧への一助かと思っています……が、
原発事故とそれに絡む諸問題も厄介ですね。

憶えば遠くにきたもんだ! 
しかし千年に一度の大災害! 思いもよらぬ事です!
長生きしすぎたような……!

およそ五日間、完全にTVとUSTREAMなどに釘付け。草臥れてフラフラです。
近々、駄画描き再開せねば…… 今しばらくお待ち下され。
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# by ky-shige | 2011-03-16 15:16 | Comments(0)

<142> 雪の林試の森公園

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    北陸金沢の兼六園の雪から東京の雪の日にと思いは時空を超える。
    雪国育ちの駄真画報社々長、寒いのは苦手なんだが、降雪がある日は気分がソワソワしてきます。東京の積雪量は期待出
    来ませんが、11日の午後遅く日暮れ前に矢も楯もたまらず、せめて画題探しにと林試の森公園へと出向きデジ取材。ど
    んより薄暗く寒さと淋しさをたたえていて、訪れる人も無く、早々に引き上げた。
    取りあえず鮮度の落ちないうちにと、ぶり返した寒さを表現してみようと荒描きしました。

    ハワイアンミュージックで寒さを忘れましょう。
    


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# by ky-shige | 2011-02-13 14:26 | 駄真画報 | Comments(2)

<141> 浦安昔ばなし

    ブックデザインを生業にしていた駄真画報社々長だが、装画を自ら描いた記憶がほとんど無い。これは稀なケースです。
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   『続・浦安の昔ばなし』昭和60年(1985)3月31日 刊 
    発行=浦安市
    地元古老からの口伝収録・編集=浦安市教育委員会社会教育課
    装画装丁・本文割付け・イラストレーション=駄真画報社々長

A閑話 装丁や造本設計に携わった本たちが、押入れの奥で段ボール箱にぎっしり詰ったまま、長年陽にも当たらず眠っている本
    達がちょっと不憫だ。
    これはシャチョー高齢になってきて、何となく、マァー何時逝くか?みたいな事を、マァー本達は何時か散逸してしまうだろ
    う。とか、マァー特別気にしてる訳でもないんだが、折角、スキャナーの接続されたパソコンがあるんだし、画像をデータ化
    してCompactDiscに記録収納しようかという気になった。
    日向臭い古びたデザイン、見て喜ぶものは誰も居ないだろうが、ガサゴソ大量の本をそのまま残して置くよりも、マァー場所
    を占めないだけマシだろう。 ……ということで、一番開け易い手前にあった箱を開けてみた「続・浦安昔ばなし」がでてき
    ました。
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    地元古老の口伝噺を伝えるには懐かしく昔っぽい雰囲気を添えようと何方か版画家に木版刷りの装画を…と当時思った筈だが、
    浦安市の予算の都合に合わせたのでしょうか、拙作の版画モドキで承知願ったようです。本文中99話全部に丹念に版画モドキ
    の挿絵を付けていて、その頃の根気強さに吾ながら感心した次第!

    ◉ 「おめでたい 過去を褒めるや 阿呆シャチョー」  駄真画報社々長
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# by ky-shige | 2011-01-23 21:12 | ブックデザイン | Comments(0)

<140> 金沢兼六園=雪景

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    ペン画です。クリックすると拡大します。アラが見えます。  今更……赤(∋_∈)面?でもあるまい。齢七拾四

「兼六園霞ヶ池」を調えている「徽軫(ことじ)灯籠」「唐崎松」「内橋亭」「蓬莱島」や跳び石などは、駄真画報社々長の趣向に合わせて、角度位置大きさのバランスを変えた絵空事です。実際はこのようには観えません。

A閑話 名所旧跡愛好フェチの駄真画報社々長の想念は、先日、三浦半島金沢八景の称名寺を画いたら、なぜか北陸金沢の兼六園にと連想ゲームの如くに「金沢」をキーワードにして時空を駆け巡る。
シャチョー齢を重ねるにしたがい、画面の隅々まで丁寧に描き込まないと気が済まない。これは印刷屋に生まれ育った所為もあるが、若い頃の一時期、デッサンやデザインのデの字など習得のため過ごした金沢も影響しているのではなかろうか?と思っている。
兼六園のみならず、市街全体が、細やか繊細に手入れが行き届いていて、その佇まいの中に身を置いた経験が、チャランポランなシャチョーなのだが、いったん画面に対峙すると、上手くはないしナマクラ者ではあるが、或る種石川県の手工芸仕事(漆芸など)に臨むように、嫌々だがコツコツ作業しないと気がすまぬ癖が身に憑いたようだ。
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    シャチョー青春してた頃の美大(現・石川県歴史博物館)
    皆の者、頭が高い・・・控え居ろう・・・先を歩まるる後ろ姿の御方をドナタと心得る!
    油絵科に籍を御置きになる 百万石加賀藩をば差配相勤め成されたる御家老・先きの横山男爵家の姫君様にオワシまするぞyoッ!
    高嶺の花に御座候。扨キョウビ如何に御過しおわすますやら・・・・・・?!?
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    『風に吹かれて』五木寛之著=読売新聞社刊(1973年)
    「十二月八日の夜の雪」に石川県歴史博物館の過去の佇まいや、金沢の描写が肌理細やかに。  
    装画=竹久夢二「青春譜」 / 題字=村上豊  
    装丁・本文構成・造本設計=ky-shige(駄真画報社々長)
    大ベストセラーを記念しての特装函入限定豪華本。

その頃、路面電車が金沢市内に四通八達していて通勤通学時は混雑していた。世話になっていた金沢美大は現在の石川県歴史博物館で兼六園最奥「成巽閣」や「金城霊澤」(金沢市地名の興りに由来)の近隣で、出羽町電停に近く、毎日遊び半分の気分で描く事の訓練を受けていたのだが、つまり、青春していたのだ。が、一つ手前の公園下電停が兼六園やお城に近く、毎日とは言わないが、時間に余裕がある時には坂を登り、おできになる友人は右方向の橋を渡り石川門をくぐり城内の金沢大学へ、ガラクタのボクチャンは下駄をカラコロ左方向兼六園内横断へと歩みを進めたのであったナ。
なにしろ、戦後わずか10年ほどの頃のこと、靴は贅沢、普段履きは下駄が相場だった。現在、入園料は300円との事、その時分は無料であったナ。
ある時、徽軫灯籠の右側10メートルあたりの繁みに潜んで、観賞用の鯉を釣ろうとしている不届き者を見掛け、注意をしたら、喧嘩口論になった事などあったなー。戦後の極端な食い不足状況は終焉していたとは思うが、幾分栄養状態もよくなく、乳飲み児を抱え、お乳の出もいまいちの奥さんに鯉こく味噌汁を…… など、あの時代なりの事情があったのかもナァー?

なんぼモノ好きでも寒い雪の朝に園内を歩いたかどうか?は記憶に定かではないが、写真を見ながらではあるが、思い出や郷愁に浸ってみるのも、老人の描きたい欲望を奮い立たせる要素の一つの様だナ。
幼児がえりのノスタル爺ックさん、年明け一番頑張ってますナ! 微笑ましき者よ…と…優しく見守ってやりませふぞ!

およそ50数年前、まだまだ経済成長期に至らない日本。戦災を被らなかったのも幸いしたのでしょうが、伝統を大切にし、芸術美術の振興に力を注ぎ、いち早くデザイン教育にも注力を惜しまなかった金沢の地。そして、その教育に尽力された方々や、そして懐かしい先輩友人の皆さんに足を向けては寝られません。
万分の一の返しにもなりませんが、拙ブログにて、思い出の「雪の兼六園」をアップして、金沢観光の一助?に……などと、今や無職透明・閑ボケ爺がほざいております。

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# by ky-shige | 2011-01-19 15:56 | ブックデザイン | Comments(0)

<139> 富士を観ながら

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             駄真画報社々長と山の神専務の年賀状(専務は根気良く、今年も一枚一枚手描き)
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    駄真画報社々長、山の神専務共々に無事新年を迎えることができました。
    センムの昨年の業績に、365日、毎朝欠かさず我が社正門前から富士山の見え具合を観察し続け記録した事があげられ
    ます。
    毎年戴くカレンダー表紙裏に天気調べ用の記入欄が設えてあって、昨年の元日は快晴だったことで気まぐれから、朝日に
    映える富士山を描き込んだのが始まりで、ついつい一日も休まず、記入を続けた結果が、ご覧のとおりの仕儀と相成り申
    した次第。
    流石に6月は一回も東京に姿を見せずですが、一年間で都合92日も拝めたわけです。
    と云うことは、昨年中我が社は宿泊をともなう社員旅行を一回たりとも行わず、ジッと社に籠っていたというウラ淋しい
    報告がともなっているという訳でもあるのです。
    ……だから、それがどうした? と言われても困るんですが、八王子の某大学の先生は、近年、富士が都内から望める日
    数は、およそ10年前から年間100日前後と述べてらしたが、空気が綺麗になった事もあるでしょうが、関東地方の乾
    燥度が高くなったからでもあるでしょう……とも。
    我が社にとって、丁度富士山を見通せる方角に、未だ奇跡の如く遮蔽する高層建造物が無い日々が保たれていることが、
    まことに喜ばしい事であり、センムは嬉々として記入し続けているのであります。
    朝餉の味噌汁の沁み跡も元気な朝を迎えられた証拠。嬉しいじゃア〜リマセンカ!
    更にこの平静な日々に変化なき様と祈念し続け、今年も富士山観察日誌を継続することで有りませふゾ。
                      ◉ 「ありがたや 座して星霜 よき出会い」   ポチ→ブログランキング・にほんブログ村へ描く気倍増!
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# by ky-shige | 2011-01-01 10:44 | 駄真画報 | Comments(0)