<83> 南伊豆、南崎?

パソコンに終い込んであったスナップ写真をよりどころにして、少年時代に親しんだ挿絵風を意識して、holbeinの耐水性インクprussian blueでペン描きしました。
地図で以前に走った道路を辿ってみた。南伊豆の南崎界隈、蓑掛島付近?のようだ。沖合に浮ぶのは神子元島だと思う。
船外機つきの小舟を浮かべ、函眼鏡と鈎竿を操る海藻採りと思しき様子など加え、さらに手前に砂浜をしつらえ波が退いて行く様子を加え、岩礁も散らばらせ、雲も適度にあしらって、目立っていた無粋なコンクリート構築物なども撤去させて頂き、至れり尽くせりにバランスを良くし、シャチョーが好む昭和前期の長閑な海浜風景を表出する。
写真じゃ無理なことも手描きは実現してくれる。事のついでに富士山を…… さすがに止めておく。この方角、太平洋の沖に向かって富士山ある訳無し。
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蒸し蒸しと梅雨真っ最中、日ごろ誤愛読頂く皆さまに、ささやかですが,せめて清涼感をと、早めの暑中見舞い、
涼やかに紺色にて描き上げてございます。ドチラ様にも好まれますやふサッパリとした軽めの味付けに、お口に合ひますでせふか。
              
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by ky-shige | 2009-06-24 13:40 | 素描(デッサン) | Comments(2)
Commented by rascal-monad at 2009-06-25 01:01
お待ちしてました!!
口に合うもなにも 降参です

シロートの感想は シロートなりに
「おまえさん 構図とトーンが大事なんだよ」と
ガツンとやられた気分です すごすご
Commented by ky-shige at 2009-06-25 14:27
構図、きっちり決まり過ぎてますよネ。
書の知識はありませんが、墨を岩礁に見立て置き換えて、
運筆に気を使いながら、乙の字か、英文字の「Z」を書く様に、
起筆は墨たっぷり、中間ゆっくり掠れ気味に左に払い、返して最後はドシッと終筆。「フム 仲々のリズムと安定感」
……と、コジツケれば、こんな風にも見えますよネ。
ここまでシャチオーが頭はたらかせて仕組んだとすれば幾分褒めていいかも知れないが、何となくこんな具合になっただけだと言っています。
さらに、紺藍色(プルシャンブルーやインディゴ)が輪をかけて和風を意識させ、日本人にはタマラン訳で、
センム曰く「中元品の掛け紙か包装紙の図柄だ。今日はソーメンにしようか」
的確!ムベナルカナ。
「マァー 清涼感は伝わったか 刻み茗荷わすれるナョ」

ところで 本日の立葵の えも言えぬ構図バランスの妙といい
茎を流れ落ちる濃紺の溜まり具合 タマリマセ〜ン
日本人のこころ トロケマ〜ス
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