広尾のダビテを描き上げた。ほぼ正面から見た広い胴部の表現に手こずった。
頭部は凹凸があり、メリハリをつけ易いが、濃い青銅色の相手を写真に置き換えているので、ボンヤリ見てると胸や胴は
のっぺりしてて、どう表現すればいいのか? 無理矢理、明暗部の境目を探る。
経年により薄汚れてはいる吾が社の白壁ではあるが、張り込む事を意識し、ダビテ像をキリリと引き立たせるために背景を暗くした。
フムフムやはり素描は画鋲止めが似合う。懐かしい昭和の漆喰壁の校舎を憶い出させる。嗚呼、老駄真画報社々長の青春今何処也哉。緩んで戻らぬ涙腺よ! アーカーイ〜……イツマデモ〜♪
さて、モノクロ物は一先ず終了。さて、シャチョー苦戦必至の彩色物に戻ろう……か
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