<152> 真田太平記の装画

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〝灯台下暗し〟〝過ぎたるは及ばざるが如し〟近々のこと、近隣散歩途次のこと、「池波正太郎」との先生の自筆らしき表札を眼にし、「アァッ!」……と往時、御無礼した事などに憶いが至りました。

『真田太平記』池波正太郎著 昭和59年(1984)朝日新聞社刊をNHKの大型時代劇化を機に再刊しました。
既巻16巻を18巻に再編集しての新装版をとのことで、装丁を多田進さん、装画を駄真画報社々長ということで幾分長丁場の作業が始まりました。
作業にあたっては、事前に版元編集者さん、多田さん、愚生の三人で、信州長野、上田、松代など真田家ゆかりの地を池波先生に根回し頂いた上で、お薦めの食事を楽しんだりの取材旅行したことなど憶い出されます。

池波先生宅と吾が駄真画報社はごく近距離らしいとのことで、「粗末な装画御許しあれ」と、せめてご挨拶をと尋ね歩けど、どうにも判らず、ついつい仕事に追われ、打ち過ごし訪ね得ぬまま、作業も終え、発刊し終えました。

あれから凡そ30年の日時が過ぎたと云うことで、その間に先生もご他界されてしまいました。
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    題字 = 池波正太郎  装丁 = 多田進
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    第9巻、第18巻用の原画 = 駄真画報社々長(信州取材のおかげで無事18枚を描き上げる)

    最近、偶然表札発見を機に拙作を披瀝して、長年、心の隅にこびり付いていた澱の如き靄を、幾分かでも取り払いたいと
    思った次第です。
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    時事通信 8月6日(土)8時49分配信
     菅直人首相は6日午前、広島市で開かれた原爆死没者慰霊式・平和祈念式(平和記念式典)であいさつし、今後のエネル
    ギー政策について「原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指していく」と、改めて表明した。犠牲者
    の追悼が目的の式典でエネルギー政策に触れるのは異例。深刻な放射能漏れを起こした福島第1原発事故を受け、首相の強
    い意向で盛り込んだ。
     首相はあいさつで、原発事故について「放射性物質の放出を引き起こし、わが国はもとより世界各国に大きな不安を与え
    た」と陳謝し、早期の事故収束と健康被害の防止に向け「今後も全力で取り組む」と決意を示した。その上で、「これまで
    の『安全神話』を深く反省し、事故原因の徹底的な検証と安全性確保のための抜本対策を講じる」と強調。事故を「人類に
    とっての新たな教訓」として、「世界の人々や将来世代に伝えていくことがわれわれの責務」と訴えた。
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by ky-shige | 2011-08-04 16:50 | ブックデザイン | Comments(0)
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