<227>珠刻まざれば価値生まず?

紙戯原駄画衛門は生来〝球体フェチ〟であり、球を見詰め続けていても飽きない人です。

この物体は視点を移動させない限り、手前半球面のみの様子しか見えず、見えない半面に変形している部分があるかも・・・とか、疑心に駆られる事も稀にあった様な?!・・・変なジジィーです。

子どもの遊び道具の透明度の高いビニールボールを透かして見ていても、少し屈折して不正確な後ろ半球面の文様の見え方に苛つくジジィーである。

月は常に同じ半面しか、地球にいる我々に見せない。月探査の技術進歩で漸くにして全球面を知る事が可能となった。近年、月球儀も作られ楽しみが増えた。

ビニールやガラス玉に数理的に定まった幾何図形を表記しても後背面の図形は可成り歪んでみえる。頑固駄画衛門はそれに苛つく。

つまり、視点をちょっと変えるだけで、透過球が歪みの無い千変万化の見せ様を示し楽しませて呉れるのが好ましい。

・・・と云う事で、己が楽しめる透過球を作ってみた次第。

足腰も弱まり、机上での玉転がしに夢中の日々を送っている。

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そんな中、元商業圖案の痴が騒ぎ、ヒョットして商いに繋がるかもなどと痴ケベ心が頭をもたげた。

〝吊り下げモビール=受験合格の縁起物や学業成就の御祝い〟に・・・等と、なんとなく思いつきで作ってみた。あるいは金沢ミヤゲ?!?!・・・に。

はたまた湯島天神など全国の天神社に相談かけてミッカナァ~!取れぬ狸の●●算用にウツツを抜かして居り候〟・・・「珠刻まざれば価値生まず」
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サッカーボールと同じ、正12面体がベース=つまりオリジナル度が希薄。だが、結構いい味に出来上がった。


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by ky-shige | 2018-05-20 20:00 | 球ビズム | Comments(0)
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