<21> 武人、武者絵 1

駄画社々長は長年グラフィックデザインをナリワイにしてきたのだが、若げのイタチで時々トチ狂った方向の駄画を描いて気分転換を図っていたようだ。
押入れの片隅で眠っていたアルバムに武者絵などのカラー大判焼きが数枚入っていた。
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私の出身地の方々の要望で描いものである。(春季祭礼の夜に曵きまわす、行燈作りの曵山車に武者絵が使われている)
銭金抜きだから、気楽に描いた様子が随所にでているようだ。
正確さ無視、顔、胴体、手足の大きさやバランスなど、均衡をとる事などトント気にせず、無論、時代考証など意識外。三国志や水滸伝の漢たち?に想を巡らせ、北斎や國芳気取りで描いたようだ。

武人(関羽?張飛?あるいは梁山泊の領将達のつもりらしい)   墨+滲み止めの蝋引き+着彩  大奉書2枚継ぎ貼り (昭和52年)


 <閑話休題>
ひと月ほど前、駄画社々長が神田の書店を覗きに行った折、スズラン通りの文房堂に立寄り、初めて不透明水彩絵具(ガッシュ、おフランス語に惑わされて)18色セットを買い込んだ。社長は不透明水彩とポスターカラーの違いについて、昔から知識を持ち得ていないから、お店の人に尋ねたら「ポスカラとは比べ物にならない最上級の高級顔料で練ってあります」とのことで、つい舞い上がって衝動買い。試しに重ね塗りをしてみたが、透明水彩との差がよく分らない。
若き日からポスカラを惜しげもなくドバドバ塗りたくるのが不透明な表現だ。とする観念が社長の頭に染み込んでいるから、このチョッピリのチューブ入り絵具でどれくらいの表現が可能なのか ・・・とお金のかかるお絵描きになりそうだナ。モッタイナイナー・・・ といまだに小品の一枚も描いていない。昔も今も彩色がヘタクソの社長。ネコに小判、ブタに真珠だよ。描くのが怖いンデナイカイ。
「アホか! 描かないのなら、それこそ無駄使いジャ!」 山の神に叱られている今日この頃である。
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by ky-shige | 2008-07-28 14:58 | 社長の駄画 | Comments(0)
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