お祭りに合わせてポスター展を開催・・・との記事が掲載された郷里の新聞の切り抜きを知人が送ってくれた。祭のポスターデザインは高校2年の時に初めて依頼を受け、以後郷里を離れても数十年にわたり制作を続けました。
牛若丸と弁慶 オフ11度刷(アミ点スクリーン使用せず)(昭和5?年)
石版刷りのような趣きを求めて、面白半分でジンク版に手描き風な味付けを試みてみた。全部特色刷り、補色版を追加していったらいつの間にやら11版も作ってしまった。
正気の沙汰ではない。後にも先にもこんな多色刷りのものを制作した事は無い。なのにダサイ。 大正から昭和前期の業界人、父へのオマージュ?のつもりで作ったのかナー? およそ25年前のことなので・・・記憶が不確かな。
しかし昭和初期の印刷業界は斯くの如き刷り物が氾濫していた筈。今日すでに石版はおろか、ジンク版も過去のもの。写真植字や版下作りも影を潜め、製版カメラは埃まみれ・・・アッと言う間にコンピュータ全盛。昭和から平成、ユメマボロシノゴトシ。
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