<   2008年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧

<48> 山の神専務の寄稿画 第2弾 アザミ&チューリップ

      絵筆を握らない駄画社グータラ社長に業を煮やした山の神専務が、絵えっ…と思わせる絵を寄せてきた!
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      専務が得意?とするところの、現物を見ながら鉛筆スケッチをし、彩色したもので、私が普段「酔い絵だね〜」
      と称しているものの内の言わば典型的な一枚である。
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      しかし春に描いたこの絵には、いささか驚かされた。茎や葉は「ハイそうですネ」ぐらいの出来だが、花の表現が
      突然変異の如く、私にも到底真似のできない見事な筆捌きで描き上げている。これは一体どうしたことか???

閑話休題
先般、駄画の一枚も描きえない駄真画報社々長は、最近の精神状態はどんな具合なのかについてツベコベ述べておりました。
『現代美術の作家たちの生々しい精神や思考の吐露に腰が抜けてしまいました。石田徹也の世界ともども忘却の彼方に押しやってしまわなければ、愚生の多寡が駄画の世界とはいえ、まるで描く気が湧いてこない。美術展を見て回るのは好きなのだが、観れば観るほど、描けない己が哀れになってくる。寒さも厳しくなってくることだし、暫くジッとしていよう。そのうちナントカなるだ〜ろ〜ぉ〜♪』
などとぬかしておりました。……只、ダラダラ日時が流れていくのは流石の駄羅社長もジクジたるものを感ずるのでありました。それでも展覧会観たがり屋の血(痴)が騒ぐのは抑えようがありません。
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優れた描写力で知られるアメリカン・リアリズムの画家のアンドリュー・ワイエスの存在は、横文字まるでだめ夫の駄羅漢社長でさえ、若き日には、格好つけてエスクァイア誌などパラパラしてて、華やかさの欠片も無いが、凄い挿絵を描く人が居るもんだと認識していたそうだ。ワイエス氏の展覧会は我が国でも数度開催されていたようだが、その都度、認知していた筈だが、ついつい行きそびれ臍を噛んでいたか?どうか?は忘れたが、ついに今回、縁ある御方に知らせて頂き、渋谷ぶんかむらザ・ミュージアムで観る事が叶った。そして喜んだ。
その喜んだ理由が実に単純。ワイエス氏がなにを物語りたいのか!……などはさておき、写実をベースにし、派手さは微塵も無い題材をモノトーンぽい描法を核にしていて、華やいだ色といえば、控えめな青か緑をアクセントに。その静謐さがたまらない。テンペラ画に負けず劣らず、下絵の鉛筆デッサンや水彩画もいい味だしている。
つまり拙ブログ誤愛読者諸賢お気づきのごとく、言わずもがなのことですが、いささか生真面目風に見せる描法でマヤカシ、彩色下手を自認する駄真画報社々長よ、「本物の生真面目を見習いなさい。お手本にしたらいいんでないかい」……と言わんばかりの作品群を目の当りにしたのである。
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ワイエス氏に限らず。アーチストの皆さんは異口同音に「我が道を往く。一本道をドンドン往く。描きたいことやものを描きたいようにドンドン描く」と目新しいことではないが、そのようにおっしゃっている。
何だか妙なわだかまりや呪縛のようなものから解き放たれた感あり(目覚めよシャチョー!……のココロなのだ!)
棟方志功の「わだばゴッホさなる」ではないが「わたばワイエスモドキでいいからなりたいダベサ」の心境のココロなのだ! 一年締めくくりの12月に良い展覧会に巡り合えた。来たる新春からバリバリ描くゾー(^o^)
シャチョーは単純だナー。その気持ち持続してチョンマゲ
深いところはサテオイテ、上っ面だけでも真似て、得意の一見生真面目風でもいいから描こうヨ!頼むヨ……シャチョさ〜ん
 皆さま良い年を  =  駄真画報社々長
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by ky-shige | 2008-12-28 22:43 | 専務寄稿画 | Comments(2)

<47> 駄真画報 13  昔の栄華今いづこ

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      イヤーあまりにも荒れ果てた構えをみせる建物達。せめて口直しにと美しい文言を添えてみました。

      ◎ 春高楼の花の宴 巡る盃影さして 千代の松が枝分け出でし 昔の光今いづこ
      ◎ 秋陣営の霜の色 鳴きゆく雁の数見せて 植うる剣に照り沿ひし 昔の光今いづこ
      ◎ 今荒城の夜半の月 変わらぬ光誰がためぞ 垣に残るはただ葛 松に歌ふはただ嵐
      ◎ 天上影は変はらねど 栄枯は移る世の姿 映さんとてか今も尚 ああ荒城の夜半の月

      『荒城月』 滝廉太郎作曲 土井晩翠作詞より

      ちなみに掲載駄真にも美しき?賛歌を…… と思ったが…… こりゃー惨禍の如し。
                                画面はまったくなにも物語ってくれない。
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by ky-shige | 2008-12-25 22:45 | 駄真画報 | Comments(0)

<46> 駄真画報 12  特装車

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意味不明な言葉を書き連ね、季節外れなデコレーション。何を訴えているのか?
サッパリ分りません。分らなくてもいいのです。オラ久々に荏原村から銀座サ出てくっと、つまらんものでも面白いだべさ。

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荷台からはみ出さんばかりに巨大商品を載せた大型トラック。わが少年時代に全国津々浦々を駆け巡ったカバヤキャラメルの河馬型宣伝カーのことなどを懐かしく憶い出したので、つまらん駄写体だが駄真奇者の潜在意識と職業意識ってやつがシャッターを押させたようだ。
駄真画報社々長の実家の真向かいに高島屋(日本橋のナニではありません)という菓子、乾物、青果など商う食品よろず屋あり、カバヤの宣伝カーが幾度となく来訪し、宣伝歌?(コマーシャルソング)を流してくれたものでした。ボロ服に青っ洟垂らして栄養失調気味で甘いものに飢えてた子供たちにとっては、キャラメルを買って欲しくて魅惑に満ちたひとときでした……とさ   (追憶好きの 駄真画報社々長)

写真3は往時のショット。4枚目は近年の復刻カー。カバヤ食品のHPより転載
カバの宣伝カーが活躍したのは昭和27年〜7年間だそうです。ということは駄画社々長は当時すでに高校生である。なるほど、子供たちの服装はずいぶん良くなっている。
追憶好きと言うよりも妄想好きでないかい…… 
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by ky-shige | 2008-12-17 11:30 | 駄真画報 | Comments(0)

<45> 駄真画報 11  ネコババ

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          この猫好き娘さんは ゆくゆく 猫婆に変容して行くのでしょうか?

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私の少年時代の映画に化猫物というシリーズがありました。時代劇で佐賀鍋島藩のお家騒動に何故か怪異化け猫が登場しての奇々怪々な展開です。無論、少年にはストーリーなぞ関係無し。美人女優の鈴木澄子さんが行灯に顔を突っ込み、油を舐めると、戸障子などに大猫の影が映ったり、爪を立て耳を突き出した乱れ髪のお姫様がトンボをきったり、つまり、御殿座敷のなかで自由自在の空中転回、お侍さん達との大立ち回りなどが見せ場でゴザリマスル。
和田誠氏は洋画に傾倒されたようですが、愚生は少年時代、◯級邦画に惹かれていたようです。ちなみに和田氏とは同年生まれ。ムベナルカナ。といったものを感じますナ〜。
それから数年を経ての事でしょうか。少年のご当地の映画館兼芝居小屋の福助座にて、◯◯目?の鈴木澄子一座による化猫物による実演などもゴザリマシタ。怖いもの観たさがつのった事でしょうけど、親は許して呉れる筈もゴザリマセヌ。宣伝ポスターなど食い入るように見入ったことでせう。まさに一勇斎国芳の世界に耽溺致してゴザリマイタ。
 (追憶 = 最近の事柄はあっという間に忘却の彼方。少年期を鮮明に想い描ける駄真画報社々長 チョット変?ですネ)

f0176500_14245946.jpg閑話休題

この歳になって、前衛的なアートに取り憑かれ、妙に魅了させられ、ヘトヘトに疲れている。先般、国立新美術館での「アバンギャルド・チャイナ」。そして数日前の練馬区立美術館にて「石田徹也・僕たちの自画像」展(主要作70点)。
小生のブログ師匠が以前に静岡市の美術館での石田徹也「悲しみのキャンバス」展にて衝撃を受けた。と申しておりまして、以来、頭の隅に引っ掛かっていたので、荏原村からかなり遠い練馬へと行ってきました。
師が、ブログ「暗箱夜話、2007-08-20」で述べられたとおり、今回の展覧が、私の脳内の変なスイッチをオンにしてしまったような気がします。
現代美術の作家たちの生々しい精神や思考の吐露に腰が抜けてしまいました。石田徹也の世界ともども忘却の彼方に押しやってしまわなければ、愚生の多寡が駄画の世界とはいえ、まるで描く気が湧いてこない。美術展を見て回るのは好きなのだが、観れば観るほど、描けない己が哀れになってくる。寒さも厳しくなってくることだし、暫くジッとしていよう。そのうちナントカなるだ〜ろ〜うぉ〜♪
(描かない駄真画報社々長の屁理屈言い訳にて、ご機嫌お伺い致し居り候)

地元の小学校の高学年の生徒さんたちでしょうか。団体鑑賞していました。心の内を表現するには……など、高次元の勉強でしょうか? 何だかウ〜ンと唸りたくなりました。



社長の傘の下 1996 103.0×145.6㎝     ブログランキング・にほんブログ村へ
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by ky-shige | 2008-12-10 15:02 | 駄真画報 | Comments(0)