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<   2009年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

<89> 葡萄 完 「爽風」

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f0176500_15212873.jpg前回<87><88>の葡萄はアータラコータラ屁理屈こいて、シャチョーは作品?に「理論武装」させた気になっていたが、仏の顔(そんな面にもなってないが)も三度となると、さすがに、いくら寛容な諸兄姉もアングリ大欠伸。( ` ☖ ` )
彩色の効果は ……鉛筆のままより、いくらかは涼しさアップの一助になったかなぁー。そして、葡萄房未だ完熟には至らず、酸っぱさ渋さを加味した季節感表出の一助になったかな? お粗末さまでした。

←左の縮小図では試しにフォトショップにて、クリーム色をグラデーションで流し込んでみた。山の神専務曰く「友禅染め模様の如し。グー」(空色を入れてみたら、気持ち悪かった)

閑話休題  
今回の葡萄、たしかに模様っぽい…… 描きながら感じた断片抄。
模様と云うキーワードに社長若かりし頃に始めた図案の勉強に思いを致す。つまり社長若かりしとき、視座に業界を据え、あれこれ思いをえがいた頃は、デザインと云う言葉は我が国では広くは伝播されてはいなかった。
衣装つまりファッションの世界でデザイナーと呼び習わされる人々が表れ、社長が目指す業界の人を圖案家と言い、今日で云うインダストリアルデザイナーを意匠家とよんでいた。あるいは「屋」を付けたり……と、どなたもご承知の脱線話は横に置き
その頃、グラフィックデザインの勉強の初期段階では、主に「便化」天然自然物や事象を便化するという事を叩き込まれた。「便化」とは妙な表記だが、今にして思えばデザイン用語としては通じ難いが言い得て妙か。とも思う。
言い換えれば「簡略化」に近い作業をシツコクやらされた。すなわち、最初に写生ありき。それを、より簡略に万人に「かっこ良く認識させる」形に描き変える。エスキースをいやになるほど重ねて試み、いよいよ圖案の本制作に取りかかる。纏め上げるものは、二方連続模様や四方連続模様など規則性を示す図柄にして完成、提出。結果はABCDで採点される。早い話が、葡萄がテーマだったら、葡萄唐草模様をひねり出すと云う事。今にして思えば、ひょっとしてアカデミズムってのは没個性化の促進?的な面もあったような……
大げさに述べたが、たいして頭を使う訳でなし、まあ、楽しく気楽にこなしていたわけではあったナ。今日では小学校の図工の授業レベルか?いやはや誠に呑気な時間が流れていたなぁー。
ところで今回の葡萄図はその唐草模様寸前の構図に近づいていたりして〜
言ってみれば、今回の作に限らず、この「かっこ良く認識させる」の呪縛からいまだ解き放たれないかの如く、社長の描くもの、ブログの掲載物を見返してみると、この原体験がモロ顔を出している。
描き上げたものに、理屈は要らないのかもしれぬが、黙っていられぬ性分のシャチョーだ。
そう「黙っていられぬ性分」……これも長年のナリワイがそのような性格にしたようだ。無論クライアントの要望や言い分をよく理解することが前提だが、創り上げたデザインカンプを提出するとき、アーダコーダと理屈づけをして、決定の方向に仕向ける努力を惜しまなかった。
世の中には個性的に主義主張をしっかり前面に押し出して仕事を進めるデザイナーも大勢いらっしゃる訳だが、是といった特色を出し得なかったシャチョさんは、偏りを見せず「果たして、かっこ良く認識させて来たかどうか?」彼特有の原点に準拠し続けたのであったナ。云うなれば基本基礎はマァー良しとして、それからあまりはみ出さなかったシャチョーが、危機もあったが、そこそこで現役を終えたと云う噺ではあったナ。
毎回表現方法に変化をみせる趣味の自作画は没個性的だと認識してはいるが、なにがしか屁理屈をつける。良いか悪いか駄真画報社々長はいまだ現役時代の名残を引きずっている。
男は度胸! チッター変化みせてよ。 強引 舞い上〜。 無理ダベナー

次回アップ作を用意しなくちゃ ブログってなぁー忙しいねぇー  ストックが一枚もないから 参ったマイッタ…… /( >,,< )\
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by ky-shige | 2009-07-24 15:22 | 素描(デッサン)

<88> 葡萄 2 「爽風」

そもそも葡萄棚を、写真をベースにして描こうとしたのだが、複雑怪奇に絡み合っていて無理だった。
風にそよぐ葡萄蔓や葉の揺れ、果実はほどほどの実り具合、こうあればいいな、あぁあればいいな……  思いつくままに手探り山勘で描いてみた。
7月中旬のこの時期、葡萄の房はまだ未熟で小粒、巧い具合にそこそこ密集した房生りは望むべくも無い。 勝手に実を幾分大きめにして、そこそこ熟れた様子に表現した……というよりも描き過ぎて巨峰に近づいてしまった。
ともあれ、どうにか、モットモらしい構図になったと思っている、鉛筆画としては一応完了。
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駄画社々長のココロの内には、数年前までの現役時代のイラストレーション作業完了……と云った気分よりも、「小画面の想像画」ではあるが、曲がりなりにも「創作画の端くれ」を目指した達成感?のようなものが幾らか残った気分であるソーダ!
「アラマー、そんな御大層なものですかネー? けど色気ないのは どっかのシャチョーとおんなじダ」センム宣うたり。
「ナヌーゥッ」 危うし!一触即発。……なるほど、どこかサミシイ。返す言葉もなし-沈ィ〜ン♪

色気出せるか、淡彩を施すか…絶体絶命、瀬戸際だ。暫く思案してみよう。         ブログランキング・にほんブログ村へ
by ky-shige | 2009-07-20 21:24 | 素描(デッサン)

<87> 葡萄 1 (作品名=爽風)

f0176500_2314507.jpgf0176500_23162466.jpgf0176500_23171617.jpgオラが荏原村の散歩コースに葡萄が育っているところがある。
東京の真ん中に葡萄農園がある訳ない。
しかしオラが在所では、民家の猫の額ほどの庭先と八百屋の店横との2ヶ所で見る事ができる。
若々しい色合いに画趣をそそられる。
写真に納めてみるが、何が何だかコンガラカッテいて
写生はおろか、写生風に描こうにも手に負えない代物だ。
しかし、図版などで、古今の掛け軸や襖絵などで、バランスのとれた日本画の名品を、ドナタも見た記憶があるんではなかろうか。シャチョーも幾度かある。
「ヨシ、一丁挑戦してみるベーカ!」ということで、
くだんの庭先の塀にへばり付いて葡萄棚をジックリ下から観察してみた。
現場スケッチは暑いし面倒っちぃーから、ボケ頭にしっかり記憶させる。 ……ホントか? 嘘こけ、頭に入る訳無いから、写真を数枚撮ってきたのが真相だ。 /(>,,<)\
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     かくなる上は画家の気分になって、創作画に挑戦と云うことになるのだろうか?
     とすれば、初めに何かの意図をもって、作業に取りかかるべきだろう。
     真夏の葡萄棚を描くからには、見る人に涼し気な緑陰を感じてもらおうではないか。
     そうだ! より具体的に涼しそうな風を吹かそうじゃないか!
     最初に作品名有りき。「爽風」とするか。
     と、このように思いついて,実行に移す。……まるでイッパシのゲージツ家になった気分だ。
     写真は生物学的、理論(ツジツマ)的に役に立ちますが、構図やデッサンを執る参考には役立たずでした。
     最初に中央上部やや左に半分ほどの葉と一房半の果実を描き、これを最前手前とする。
     その後、後部遠方へと風向を意識しながら、コツコツ丁寧に描き加えていく。
     構図は行き当たりばったり。しかし、初めにコンセプト有りき。ブレないように,作業を進めてみる。
     あと鉛筆を載せている位置角度で一本枝蔓を描けば、構図完了! 
     ……鈍い頭を酷使しながら「シャチョさ〜ん、長時間、御苦労様」
     とか何とか、ツベコベ理屈捏ねてますが、何の事ない単なる空想画です。

     一部果実と葉に調子つけましたが、全体そんな味付けにして、鉛筆画として完成させようかナー。
     気分によっては鉛筆+淡彩画にするかも。今回ペン画にはしない予定。
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by ky-shige | 2009-07-17 23:34 | 社長の駄画

<86> 南伊豆、岩地?(完)

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墨線を活かすには透明水彩で淡彩仕立てしか無かろう…… と云うことで斯様な画面になった。
駄画社々長はこの仕上げ方以外に思いつかない。ほぼ予想どおり、と云うか予定どおりだ。思い返してみれば、現役時代、雑誌のルポ物的なものや挿絵モドキやラフカンプ用にたびたび用いた手法だ。
なるほど、ありふれた仕上がりだなー。出かけたついでに持ち帰るFreePaperの絵入り探訪物などで目にするもの的だなー。
客観的に観れば、クセが無くて、画家でもイラストレーターでもない。グラフィックデザイナーが可もなし不可もなし、無難に仕事をこなした…… これはこれなりにッテところでしょうか?
構図はシャチョー気に入っているとはいえ、以前にお目にかけた「奥伊廊のあいあい岬」を180度反転した様子になっている。カメラを構えると無意識のうちに好みの構図を切り取っているようだ。

全国トーシロ党々員の山の神専務は「瀬戸の花嫁♪を聴きながらこれ見てればイイカモョッ」と宣うた。これは助け舟だろうか? ヨシ!としようか?

駄足 = ベースにした写真の海の色は鮮やかなセルリアンブルー。
     気の弱いシャチョー、よう塗れんかった。  空失敗  /(>,,<)\         ブログランキング・にほんブログ村へ
by ky-shige | 2009-07-08 16:21 | 社長の駄画

<85> 南伊豆、岩地?(1)

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道路地図を辿ってみたら、南伊豆の松崎から石廊崎に向って、ほんのすこし南下、岩地という地区?らしい。
小さな岬が突き出していて、シャチョー好みの佇まいは看過するに忍びない。ゆくゆく描かずばなるまい…… とパチリ!


毎度、ペン描きで代り映えしないです。ただし今回はペンを走らせ、耐水インクのBLACKで描いてみました。
先の細い丸ペンではなく、ごく普通のカブラペン?を使ってみました。


駄画社々長の見え透いた毎度の作戦、このあと彩色し、つまり一つの仕事で2〜3度の更新を……という魂胆で、誤機嫌伺いをという訳です。
一粒で二度美味しくなるかどうか…… は判りません。一粒目からオットットな味のようです。いささか困っています。
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望楼を載せたような三階建ての家の左前あたりに、四角いコンクリート造りの家屋があるのですが、ご出演は辞退いただきました。今回も気に入らない構築物など、ホイホイ省き、崖崩れ防止の補強コンクリートもあっさり撤去してございます。駄チョー好みに磨きをかけておきました。
突堤には小さな灯台を設置しました。お誂えむきに漁船を一艘出航させました。あまり生活感が失われてはと、辛うじて電柱は残しました。手前に在ったか無かったか、記憶にないが蔦の絡んだ樹木を植えてみました。
事のついでに富士山を…… 先週に引続き、さすがに止めておく。
ついつい、元のナリワイの所為か?サービス過剰?に奔りがち…… 抑えて抑えて。……ウーム抑えが効きません。

山の神専務は敏感に遠慮なく、オソレていたことを宣う。「オンヤ ぬり絵の台紙ができましたネェ〜」
「ムカッ」あわや修羅場かっ …とは云え「ごもっとも」社長返す言葉なし。
タッチを走らせるときは割り箸ペン?か竹ペン、あるいは素直に鉛筆描きの方がよさそうだ。インク切れ前の程よいかすれ気味のフエルトペンなど最高!かも……
やはりペンで描くときは細密画風がシャチョーには向いているんではないかい。
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        未練がましく、画像データ改ざん。紺色にしてみました。
        ヤッパ駄目なものは駄目か ……ショボン (>..<)      ブログランキング・にほんブログ村へ
by ky-shige | 2009-07-04 16:54 | 社長の駄画