<   2010年 03月 ( 6 )   > この月の画像一覧

<117> 再びダビテ(完)

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    広尾のダビテを描き上げた。ほぼ正面から見た広い胴部の表現に手こずった。
    頭部は凹凸があり、メリハリをつけ易いが、濃い青銅色の相手を写真に置き換えているので、ボンヤリ見てると胸や胴は
    のっぺりしてて、どう表現すればいいのか? 無理矢理、明暗部の境目を探る。
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経年により薄汚れてはいる吾が社の白壁ではあるが、張り込む事を意識し、ダビテ像をキリリと引き立たせるために背景を暗くした。
フムフムやはり素描は画鋲止めが似合う。懐かしい昭和の漆喰壁の校舎を憶い出させる。嗚呼、老駄真画報社々長の青春今何処也哉。緩んで戻らぬ涙腺よ! アーカーイ〜……イツマデモ〜♪

さて、モノクロ物は一先ず終了。さて、シャチョー苦戦必至の彩色物に戻ろう……か
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by ky-shige | 2010-03-31 17:46 | 素描(デッサン) | Comments(0)

<116> 再びダビテ(1)

先日描き上げたダビテを壁に貼って眺めている。素描は壁に画鋲止めが一番似つかわしい。真鍮色のごく一般的な画鋲で無造作に、すこし傾いているが、この風情もシャチョーには好ましい。
薄浅葱色の用紙にセピア色で描いたダビテが、すこし軽く見える。白い紙に普通の黒色鉛筆で描いものの方がもっといいように思えてきた。寸法もデッサン用紙の大きさに合わせ500×650ミリにしたほうが良さそうだ。画面が広くて、老シャチョー少しシンドイが、壁に止めると格好いいだろうな!……これを励みに、やれやれ写真模写のどこが面白いの? ダビテ2枚目をフラフラッと描き始めた。
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    前回のダビテと同様に描き出し位置決めは極々淡く、描き進めるに従いアタリ線は消してゆく。
    ベースにした写真が小さく可成り拡大したので暗部を判別しにくく、想像を交えて描きました。

[A閑話]
デッサン作法というものが有るかどうか知らないが、一般的には、最初は大掴みに、序々に細部を描き込む。と云われているようですが、私は大むね位置決めが出来たらいきなり細部にこだわり、描き進めます。
若い時から私の描き方はひたすら対象物の明部と暗部の境目を探ります。探り終えた時がデッサンの終了時になります。描いたり消したり、長時間かけることが好きではありません。
作業途中の画面はここにお見せしている如く、頭部は大方描き上がりつつあるが、胴部はいくらも進んでいません。画面全体への気配りがまるでありません。シャチョーも他人の眼でこのデッサンをみると「なんだコリャ」と言いたくなります。
目ン玉ばかり力を入れて……トーシロの様だ。チョットは意識して全体バランスよく描き込んで、クロート振れないかネェー。
持って生まれた性分でしょうか? 最終段階で見た眼に好ければ……この気持ちは変わりません。小綺麗、小ざっぱりした仕上げを目指します。
こんな要領で若い頃もデッサンしたので、指導者と反りが合わず、たぶん腹立たしい思いをさせた事だと思う。でも、デッサンする事が割合好きです。
仕上がりを問われる印刷屋さんで生まれ育った所為でしょうか? 最短距離での好結果を、終わり良ければ全て好し! 三歳児(みつご)の魂百までも ……だとさ
しかし、彩色ものは下手だねー 上手くなりたいねー これも三歳児の…… か
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by ky-shige | 2010-03-28 15:52 | 素描(デッサン) | Comments(0)

<115> ダビテ(完)

イタリーのフィレンツェにあるダビデ像の本物は明るい白色大理石像だそうで、そのように思わせるように、可成り明るい表現にしてみました。
ダルビッシュ投手に似てるなー。と思って描き進める内に、髪の毛のチヂレ具合など、駄真画報社々長は映画少年時代に銀幕で微かに馴染んだ江川宇礼雄か?(晩年はTVドラマ「ウルトラQ」一の谷博士を、珍無類の学説を次々と)……に憶いが至ったのでア〜リマシタ。チト旧過ぎたか。なんの略脈も無い。いよいよ脳軟化ヂーヂに。
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    四六判/四裁 547×396 薄浅葱色マーメイド紙 鉛筆+パステルホワイト
    描き出し位置決めは鉛筆でごく淡く、描き進めるに従い鉛筆アタリは消してゆく。対象物が銅像ですから、写真に撮った
    ら、光の当たらない部分はやけに暗く落ち込み、眼を凝らして明暗の境目を探る訳ですが、判別しにくかったので暗部は
    かなり想像を交えて描きました。

<A閑話>
主張を込めて創作創造するという事が芸術行為との観点からすれば、写真を模写するという行為は徒労に過ぎないとも言えるのかもしれないが、シャチョーは「写真模写に時間潰しをしたなぁー」などと後悔はしていない。齢を重ねて老込んだのに何とか手が動き、そこそこ意図した表現が出来るのが有難い。
デッサンモドキ。割合短時間でそこそこ見れる味が。描き込むに従い、格好良くなってくるのが、何とも心地よい。
そして写真が手描き一品物に化けて、何だか有り難味が多いに付加されたように思われ、壁の貼りつけて眺めていると、そこそこのアート作品だと主張しているようだ。なかなか好い。
石膏像デッサン好きですが、絵画教室へ出向くと費用がかかります。この方法なら金欠シャチョーにはうってつけ。都内を迂路つき回って、好みの銅像探しに精を出そう……か!
しかし、これくらいアートチックな銅像には、なかなか巡り会えないかも…… ヨカ情報待っとりますバッテン
                                             おあとが宜しい様で……
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by ky-shige | 2010-03-21 17:26 | 素描(デッサン) | Comments(0)

<114> ダビテ(1)

wikipediaより
ダビデ(ヘブライ語: דוד;‎ Dāwīḏ (ダーウィーズ), ギリシア語: Δαβίδ, ラテン語: David, アラビア語: داود‎ Dāʾūd, )は古代イスラエルの第2代の王(在位:前1000年 - 前961年頃)とされる。ダヴィドとも。旧約聖書の『サムエル記』『列王記』に登場し、『詩篇』の作者とされている。イスラム教においても預言者の1人に位置づけられている。英語圏の男性名デイヴィッド(David)などは彼の名に由来する。

とは言え、駄画社々長は たまたま口の端にするときは「ダビテ」と呼び倣わしている。片や「ダヴィデ」と気障な片仮名表記もあるようだが、それはどうでもいい。「パソコンは便利なものだ」と言いたかっただけ。
今回シャチョーの描いたダビテ像はJR山手線の恵比寿駅から昨年秋に新築オープンした日本画コレクションで有名な山種美術館に向う途中、駒沢通り沿い右側、広尾にあります。
実物は5メートルほどの巨大白色大理石像だそうだが、こちらの像は何処で鋳造したものかは知りませんが、およそ3メートルありそうな銅像です。なかなかの迫力です。
ミケランジェロ作の本物は何処にあるのかと調べてみたら、イタリアのフィレンツェに。
我が国では美ヶ原高原美術館に実物大のレプリカ像があるそうです。筑波大学の芸術学群デッサン室に白色石膏像(実物大)が、巨大でビックリだそうです。見たいですねー。
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ダビテを描くきっかけをつくってくれたのは、知人からの俳句に写真添付したメールに刺激されたからである。
そのメールに応えるべく吾輩は立上がり、今号のブログアップに繋げたわけです。
その知人のメールの内容は以下の如くです。(Tさん断わりや同意も得ず、転載した御無礼の段、お許しのほど)
 
◉ 枯れ葉落ち隠しようも無しダビテかな ……詠み人T宗匠
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吾輩はT宗匠よりすこし先んじて同じ物件を写していた訳です。

◉ 辛うじてまだ葉はあるぞ隠せるぞ ……詠み人吾輩 

かくの如し。見たまんま!の駄句。シャチョー俳句のセンスありません。
「まだ葉はあるぞ」と、晩秋らしい季語がおり込めました。
駄画社々長にしては、まぐれてよく出来たほうです。
パソコンで書いたり消したりダラダラ駄文しかやれません、手書き文は皆目出来ません。
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知人のメールに刺激させて写真をベースにデッサン?モドキをやろうか……と、思いたちました。
描くからにはと、表情もよく分るように、今一度アップを撮ってきました。
瞳を真近かでよく見たら、瞳孔は♥の形に穿ってあります。
勇気を漲らせて巨人ゴリアテを石塊の投擲にて打倒さんと睨み据えるココロ(ハート)の有り様をこのように瞳に託したのか?
いやいや、ミケランジェロさんは粋な方です。
青年デイヴィッド君の夢見る多感期のハートチックな青年を表現するのに、これ以上最適な細工はありません。……何れもシャチョーの下らぬ推論にも当たらぬ冗談。悪しからず。
デッサンのための石膏像は世間には多種にわたって出回っているのですが、ダビデの石膏像は見たことがありません。描き上げると、珍しいものを描いたなぁーと皆さんに喜んで貰えるのでは……と、尚更描きたくなったということです。
セットポジションで一塁ランナーを見据えるダルビッシュ投手?に似ているなぁー……と打込んで、はたと思い至った。ダルビッシュさんと言う名前は何処かの国ではダビデの同意味言い換え表記かも?
そんな事はともかくとして、なにしろカッコイイ顔立ちだ。描きたくなるではないか!
次回はメリハリ利かせて明暗ハッキリさせた眉目秀麗なダビテ君に仕立ててお目見えさせなきゃと思っています。

ブログ継続息絶え絶えシャチョーを、友人が描く気を起こすきっかけをつくってくれ、「伊太利亜へ行ってきたよな嘘をつけ」駄句 ……とも思ったのだが。正直ジーサンの駄真画報社々長、「アリガタや救いの友が現れた」とマタマタ珍約凄書の『マタマタイ伝』のような、まるでアリガタ味のない駄句が。
                                  おあとが宜しい様で……
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by ky-shige | 2010-03-18 12:31 | 素描(デッサン) | Comments(0)

<113> 斑模様の椿

f0176500_16314557.jpg次はなにを描こうか? どのように描こうか? パソコンの中のを引っ掻き回して、絵に纏まりそうな写真を探りだす訳だが、やはり季節に合ったものを描きたい。


何時写したのか不明だが斑模様の椿が出てきた。まあ、暑い季節のものではなかろう。気分的には描いていても、いまの時季、違和感がない。


花を描くとなれば、何故か憧れの日本画風にと意識が向きます。 ……と云うことで、彩色を芯に据えて進めてみよう頑張ってみたのであるが、やはり、彩色下手なシャチョー苦戦を強いられる。
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    結局は、いつの間にか indigo blueの色鉛筆でタッチを利かせて調子をつけ、吾が能力範囲内で手を動かす。
    アァ〜ァ! 爺ーチャンは気楽でイーネェー
    ブチ壊し、オシャカ! どんな風に描きたいのか頭ウニ状態、珍妙な画面を呈しました。 
    嗚呼……永遠なる憧れの日本画よ!

読捨寝聞コラム [A閑話]
厚かましくも、おこがましくも、現役時代は全国本屋さんの平台が私の装丁デザインの発表の場だと…… 競い合いの場であり、責任感とやり甲斐と生き甲斐が綯い交ぜで、評判や売れ行きなどへの期待と厳しさ嬉しさ楽しさ充実感や緊張感をもたらしてくれる日々を提供してくれた。
満七十歳の誕生日を機に仕事からスッパリ離れ、その後一年間ぼんやり過ごしていたが、その反動からか?平穏な時間経過に徐々に淋しさが募り、狭い付き合い範囲だが知人友人相手にEメールにて駄文に駄真添付したものを一方的に送りつけ、一時侘しさを紛らわしていた。
下手でもいいから、手を動かして何かを描きたい欲求が頭をもたげてきて、鉛筆による石膏デッサンを数枚こなしたら、知らない人にもに見せたくなったのが、ブログを始めた動機である。
今後、どのように心境は変わっていくかは予測できないが、現在拙いなりにではあるが、駄真駄画のブログ発表が、老いぼれを淋しさから救ってくれている。
ブログは有難い! これに出会わなければ、なまくらを好しとする駄真画報社々長なれど、日々鬱々の日常を…… 
そして水彩画は有難い! 安上がりで鼻くそ年金生活者にとっては、ぴったりの趣味だ。結構エンジョイ生活のココロなのだ!……になりつつある。
……だが?
テーマを決めて、これがいいという手法も決めれば、セッセと描き上げる事が出来るのだろうが、ただ困ったことに、仕事から解放され、「勝手にどうぞ」という環境の中に放り出され、「期日は決まっていません。無条件です。自由に描いて下さい」と言われ続けて、まごついている状態で、既に3年経過。描き出す毎にまごつき、ご覧の如くの体たらく。金欠ではあるが、大旨自由で理想の老後生活の筈だが、この自由が曲者なのだろう。何かいまいちビシッとしない。
長い現役時代を通して、殆ど気のもち様にブレはなかったが、最近イマイチ情緒不安定だなぁー。
前述の如くテーマを決めて掘り下げ、一つの描き方を極める事と云った手枷足枷をわが身に嵌めると多分よいのだろうが、老いの身だから、その時々の思いつきを描いていても赦されるだろう……との甘えがあるのがいけないのだろう。不定期支離滅裂掲示板といったところです。 
と、まあ、以前にも似たような事を書いたような気がするが、このように老い行く心境を総括し文章化してみるのも、呆け遅延対策、いや、同じ事を繰返し述べるのは既にヤバい事に?
                           読捨寝聞 奇者
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by ky-shige | 2010-03-12 16:42 | 社長の駄画 | Comments(2)

<112> ポピー

    なかなか描かない駄真画報社々長に業を煮やした山の神専務は季節の花ポピーを描いて寄稿してくれました。
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    [異閑話]
    以前からセンムは「現物を見ながら描くと、いい絵になる」と宣うているのですが、ウ〜ム今回ばかりは脱帽です。有言実行、     やってくれました。
    「ドーョ!文句アッカ!」 ……開花具合の見極め、茎のノタウチ曲り様、ほどよい鉛筆タッチに着彩。落款の位置決めも絶      妙…… マグレだろうけど……
    「ナヌーッ?」 
    「畏れ入谷の鬼子母神」「事実は小説よりも奇なり」を地で行ってくれました。ブログ掲載を拒否する理由が見当たりません。

    ヒョーショージョー 社運を盛上げてくれました   駄真画報社々長KY-シゲ   ギョメーギョジだな(文脈支離滅裂)
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by ky-shige | 2010-03-07 17:08 | 専務寄稿画 | Comments(0)