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<226>第104回 光風会展

体調維持のため、或る定時作業に日々しばられる躯になってしまい、長時間外出は侭ならず、マイペースを守り、皆さまのお誘いに合わせた外出が難しくご心配ご迷惑をおかけし続けている次第ですが、こうした短時間でも世間との接触を楽しんでいる次第です。

国立新美術館〝光風会展〟最終日(4/30)ぎりぎり駆込み観賞してきました。知古を得ている方々のご活躍がますます輝かしく、嬉しい会場構成になっていました。
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            少年期から今日に至るまで親しくお付合い頂いている藤森兼明さん
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本山二郎さんと児島新太郎さんの作品は仲良く双べて、第一室いの一番の壁面に!
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吾が愚次男が中学二年次を担任いただいた宇野登子先生の染色作品。
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展示室2Eでは〝こいのぼり〟を泳がせたインスタレーション。五月の癒し空間を創出。入場無料だった。
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# by ky-shige | 2018-05-01 14:24 | 駄真画報

<225>練馬の美術館に

金沢の皆さまとの繋がりが深い秋元・藝大教授(東京藝大美術館長・金沢21世紀美術館特任館長)の動向が今朝の毎日新聞に載っていました。

練馬区立美術館は毎度レベルの高い企画展で同区民のみならず、楽しませて呉れて〼。

秋元館長を迎え、〼〼の充実を・・・・・期待で吾が胸がボインボインに膨らみ〼。

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練馬にお住まいの杉木伸通さんが情報を

「サヴィニャック・ポスター展に散歩がてら行ってきました。

数ある有名ポスターが一堂に!原画との並列展示もそれなりの点数が揃ってるので、間近で筆使いが見れるいい機会でした。かなりの充実ぶりです!あんな絵が描けたらいいなあ・・・

練馬美術館で415日まで」

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紙戯原駄画衛門は

ガキの頃 高校 金美 ・・・更に今日に懸けて

略画事典 スタインバーグ サヴィニャック ベンシャーン ・・・etc・・・様々に感化され・・・パクリながら・・・食ってきた。

駄画衛門は感謝・御礼参りに練馬美術館に行ってきました。

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巴里の石版刷りポスターは凄い(オフセット印刷のポスターは2点のみ)。インクの載りが桁違いにいい。すべて特色刷り。原画(ガッシュ)の味がそのまま。

サヴィニャックさんは写真4色分解製版・オフセット刷り(浅く感じる刷り色)を嫌っていた気配を感じさせてます。

ちなみに駄画衛門の父は大正→昭和前期の石版印刷の職人だった。

拙ブログをご覧くださる皆様に感謝を込めての一句    ありがたや 座して星霜 よき出会い                                  にほんブログ村 美術ブログ 水彩画へ




# by ky-shige | 2018-04-06 14:21 | 駄真画報

<224> 球の影を追いかける


平成20(2008)に開催された〝球ビズム展〟の呪縛から逃れられない紙戯原駄画衛門である。

photoshopで創る球体表現(所詮二次元)に飽き、やはり実体としての『透けた玉』をどうやって造るか?

無い知恵をしぼり、そして漸く紙ネンド(貼り子細工風)での制作を思いつきました。仕上精度はイマイチです。もっと研きをかけたいと思っている。

幼少時より丸い形、球体フェチの紙戯原駄画衛門は、母親が林檎の皮を剥く行為に興味を示し、長く繋がった皮を玩び、それを無性に悦ぶ子どもであった。

先ずは、そんな事などを示す〝事始め写真?〟にと纏めてみた。

しかし、写真で見せるだけでは面白くないかも。・・・・・これらの写真をベースに、やはり手描き精密素描にすると、不思議さが倍加するかも?・・・・・など。長年、二次元表現のデザインを生業にしてきた訳だし・・・・・球体は何とか実体無くても描ける自信はそこそこあるんだが・・・・・床面に写り込む影は写真の力を借りないとリアルな表現に辿り着けない。

顕著なメッセージ性を込めた絵は、私は画けないが、「巧いなー、どうやってこんな形を描き出したのだろう」・・・・・と思わせるテクニックが売りの画面を創りだしたい。・・・・・未だ一枚も描いてないのだが。

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↓↓この絵の浮かんだ透かし球が作り出す〝影〟はヤマカン想像で描いたので不自然です。写真を参考にして,巧いなぁー!・・・と思わせる絵を描きたいと思ってるんだが・・・・。
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# by ky-shige | 2018-02-22 21:32 | 球ビズム

<223>改組・第4回目・日展

今年も日展を観賞してきました。【改組第4回目の日展】とのことです。

私が存じ上げている方々も元気に出品されて居ります。嬉しい事でありました。

日展の度量懐の広さに甘え、吾が友人諸氏に知らしめたく、その方々の作品を撮影させて貰いました。(作品写真掲載順不同)

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秋光  村田省三

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ミドバル マニスクリプトへのオマージュ  藤森兼明

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萌芽の輝き  本山二郎

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秋夏  西田伸一
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カウンター  中村 徹

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様変  児島新太郎

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Torun  西房浩二

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2017.10  三輪瑛士

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雄飛  土屋禮一

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描くこと  中村賢次

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Manhattan View  士農 力

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inundate  岩田壮平

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海  松崎十朗

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蓮華  青山三郎

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双樹Ⅲ  横山丈樹

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異国の地  野村光男

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記憶の渚  尾長 保


4年前、改組第1回目の運営面で重責を果たされた吾が尊敬する一年先輩、同じ高校大学を通して教えを乞うた藤森兼明さんも元気に出品されております事は誠に嬉しく思います。

思い返せば、あの年の大改革ぶりを日展側はこの一枚の写真に込めて公開しました。

改組日展の厳正さを藤森氏は応募作品の審査場で陣頭に立って身をもって示しています。この光景は4年たっても忘れる事が出来ません。敢えて再度掲載させていただきました。



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改組 新 第一回 日展  開幕式テープカット  能島征二  土屋禮一 奥田小由女 藤森兼明

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審査員長  藤森兼明





# by ky-shige | 2017-11-09 15:10 | 駄真画報

<222>銀座で懐かしむ

知人の個展にと地下鉄〝銀座〟で降り、地下道を・銀座三越の入口前に時節ごとに催しものを伝える大きな電飾看板がある。

「おや・まぁー・・・岩城さん久しぶりですねー」この写真の地蔵尊の作者は紙戯原駄画衛門が少年時代から知顧を得ている『岩城信嘉(1933-2008)』さんの作品です。

Yahoo!Japanに岩城信嘉と打ち込みますと諸々探れますから、興味ある方は時間潰してくだされ・・・・・・

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銀座出世地蔵尊(銀座三越)

開運・出世・延命・商売繁盛の御利益があり、毎年7日、18日、29日がご縁日に決まるといろいろな露店が出て非常な賑わいを呈しました

(銀座八丁露店のはじまりと云われております)h

昭和43年銀座三越新築に際して、現在の三越屋上に移設されました。

移設に際し築地本願寺により開眼法要を行い、銀座八丁の守り本尊として銀座の街の人々を中心に広く一般のご参詣を受けることになりました。

「出世地蔵」という名称のいわれも諸説あって、その時期についても不詳です。

なおこの地蔵尊は中央区民有形民俗文化財に登録されています。

本物の出世地蔵菩薩像は扉の閉じたお堂の中に安置されています。横の大きな地蔵尊は、彫刻家・岩城信嘉(いわきのぶよし)氏が手がけた「拡大版」つまりは巨大な前立本尊といった感じです。【東京とりっぷ・銀座出世地蔵尊(銀座三越より)】

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対面する電飾看板にはかのライオン像の写真。いい作りだなぁー!

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『風の譜』かぜのふ 岩城信嘉 1983 10回現代日本彫刻展・大賞(宇部市賞) 山口宇部空港前に設置されています。



# by ky-shige | 2017-09-16 14:10 | 駄真画報